腕の痛みを伴う病気に腱鞘炎があります。
腱鞘炎とは、手や指の腱の周辺に炎症がおき、手や指、時には腕全体に慢性的な痛みやだるさをともなう病気です。
人の手首から指につながっている筋肉の腱は、手首の部分で腱鞘という細い管の中を通っています。この管を通ることによって腱をなめらかに動かせて、指を使うのに便利になっています。
しかし、指を使いすぎることによって細い管が炎症を起してしまう場合があります。管が炎症を起した状態を腱鞘炎といいます。
もし腱鞘炎になってしまったら、悪化させないようにまた、慢性化しないようにしなければなりません。腱鞘炎の痛み始めには、安静にして、手をなるべく使わないようにすること。
もし、使うときにはテーピングやサポーターで保護して手の動きを、制限します。手を触ってみて痛い部分が熱く熱を持っているようであれば、炎症があるということですから、氷のうなどで冷やしましょう。
手を使ったあとも同様です。お風呂は短めにしましょう。炎症があるときは、体の血行が良くなると、痛みが増すこともありますから。
慢性的な腕の痛みの場合には、手を使ったら冷やすようにします。手を使った後は、熱を持つことがありますから、氷で冷やしましょう。
腕が痛い時もいろんな原因や症状があります。
痛みを痛い部分に分けますと背骨の周囲で痛いものと、腕や足が痛いものに分けられます。背骨の周囲が痛む病気といいますと、骨自体が痛い骨折や骨粗しょう症、骨の腫瘍などがあります。
背骨の関節が痛い変形性脊椎症などがあります。これらの病気で骨の腫瘍以外は薬物治療で完治します。腕が痛かったり、足が痛かったりするのは、神経痛ですが、これは首や腰の背骨の中を通る神経が圧迫されることによって起こります。
腕が痛いのは首の部分で手や腕につながる神経根が圧迫されるものであり、主な病気は、頚椎の椎間板ヘルニアがあります。
また、脚の痛みは、腰の部分での神経根の圧迫によるものであり、主な病気は腰椎の椎間板ヘルニアがあります。ヘルニアは手術しなければいけないと思うかもしれませんが、首のヘルニアなら9割の方が、腰のヘルニアでしたら7割の方が手術なしで治っています。
手術以外といいますと、薬物治療や注射によってということです。ただし、薬物治療や注射が効果がなければ最終的に手術ということになります。
しびれは、腕や脚の痛みの原因となるヘルニアとは違い、神経の枝ではなく神経の本幹が圧迫されて起こります。
これらの病気にかかった人は、しびれより腕の痛みや脚の痛みのほうが、つらいのですが手術になるのは、しびれのほうが多いです。